仮想化通信

PCI-e対応ギガNIC評価 – ESXi 3.5U2 認識編

Posted by 宮原 徹 2008-08-26 02:29

まずは現在評価中のESXi 3.5U2を使って、買ってきたPCI-Express対応ギガビットNICを認識させます。

 

ここで1つ問題(?)が。実はPCIと玄人志向の製品、まったく同じMarvell製チップ搭載です。違うのはMACアドレスぐらい。PCI製は3980円、玄人志向は3180円ですから、玄人志向の方が全然お得です。参りましたね。

 

さて、結果ですが、ほぼ予想通り、認識されたのはインテル製「Intel PRO/1000 PT Desktop Adapter(EXPI9300PT)」のみでした。NICの数は、無いよりはあった方が良いでしょう。サービス用と管理用の2系統、さらに可能であればNIC2枚を束ねて冗長構成としたいところです。6980円ですから、もし低コストでESXiを使ってサーバー構築したいという場合、主にデスクトップ用途とはいえ、選択肢としては良いかもしれません。

 

いや、やっぱりサーバー用じゃなきゃ安心できん、という方には「Intel PRO/1000 PT Server Adapter (EXPI9400PT) 」がおすすめでしょう。安い店であれば、1万円ちょっとで購入できるようです。価格的にはデスクトップ用のおおよそ倍ぐらいですね。違いは以下の機能だけのようです。

 

Load balancing on multiple CPUs Increases performance on multi-processor systems by efficiently balancing network loads across CPU cores when used with receive-side scaling from Microsoft or Scalable I/O on Linux*

 

WindowsかLinuxが必要なようなので、VMwareではあまり意味がないかもしれませんね。価格が倍なので、場合によってはデスクトップ用を2枚買って、それぞれ別系統として使った方がかしこい?

 

どっちにするかは、ポリシー次第ですね。

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ESXiで8CPUコア

Posted by 宮原 徹 2008-08-24 00:15

クアッドコアCPU(Intel Xeon 5355)が2個調達できたので、さっそく検証用に使おうと調達しておいたDL380 G5に搭載し、VMware ESXiをインストールしてみました。問題なく認識。そこにWindows XPをインストールして、負荷検証を行おうと思っています。

 

早速仮想マシンをインストールしようと思ったら、起動できず。そうか、8月12日問題のパッチを当てていなかった。うかつなミスです。XPをSP3にアップデートし、問題なく動いています。

 

とりあえず、8コアで8台以上のVMを並行動作させた時の、特にディスクに対するアクセス競合が体感速度にどの程度影響を及ぼすのか、負荷テストを実施予定です。

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予告:PCI Express対応ギガビットNICの評価

Posted by 宮原 徹 2008-08-24 00:10

今日は新宿に出かけたので、ついでにビックカメラに寄って、トレーニングルームで使用するギガビットのスイッチを買い込みました。5ポートで4280円。仮想化の場合、ゲストOSのインストールメディアをISOイメージで持つことが多く、どうしてもサイズが大きくなるので、ネットワークとしてはギガビットが必須だなと感じます。トレーニングルームのネットワークも結構適当な配線なのですが、きちんと再設計、配線しないといけないですね。

 

さて、そのときに、偶然評価しようと思っていたPCI ExpressのギガビットNICも発見したので、以下のメーカー製品を買ってみました。

 

  • インテル
  • コレガ
  • PCI
  • 玄人指向

 

どれも基本的にデスクトップ用なのですが、NICはまだまだPCIバス用が中心で、PCI Express対応のものは圧倒的に少ない状況です。一方でサーバー機はPCI Expressしか備えていないものも増えてきたため、複数用意したいNICに高価なものを購入するのは馬鹿馬鹿しかったりもします。

 

というわけで、数千円で買えるこれらの製品を、質より量、ということで投入するケースを想定して、評価してみたいと思います。特にVMware ESXのようにNICドライバが限定されてくる場合、そもそも動くのか、というのが大きな問題です。

 

あらためて1枚ずつ、動作の可否と使い心地などを検証していきたいと思います。

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ESXi+Windows XP覚え書き

Posted by 宮原 徹 2008-08-07 19:11

ESXiを評価中です。少し気がついた点をメモしておきましたので、ご参考まで。

  • ESXiは1プロセッサしかサポートしていない?1P2Cのマシンでしか検証できていないので要検証。
  • Windows XPとWindows Server 2003をゲストOSとしてインストールする際には、SCSIドライバをインストール時に追加する必要がある
  • テンプレート機能がない。ストレージ管理から、手動で仮想マシンのファイルをコピーし、インベントリに追加することで対応可能(※VCを使えばできるとのこと)
※コメントをいただいたので、プロセッサについての記述を少し修正。テンプレートについては、ここでは無償で使用できるESXi単独での利用しか考慮していないので、テンプレート機能は無し、ということにしています。
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なぜ仮想化なのか(2) サーバー統合

Posted by 宮原 徹 2008-07-27 22:58

サーバー仮想化に最も期待される要因は、サーバー統合でしょう。サーバー集約とも言われます。

 

これまでのサーバー導入は、必要になった新たにらサーバーを導入する、というものでした。たとえるなら、増築に増築を重ねた旅館のようなものです。しかしいよいよ、最初の頃に作られた本館部分の寿命も来て、これを建て替えるならば増築部分も合わせて、一棟のスマートなホテルに建て替えたい。そのような考えがサーバー統合にはあると思えばよいでしょう。

 

実際、サーバー仮想化には、サーバー統合による恩恵が多く含まれています。たとえば、ハードウェアの台数を一気に減らすことができ、見た目もシンプルでスマートになります。感覚的な言い方かもしれませんが、「シンプル・イズ・ベスト」、より単純なシステムほど良いことは明らかでしょう。

 

ただし、もちろん、サーバーを統合して行くには、既存環境の移行や、新しい運用管理方法の確立など、考慮しなくてはならない事柄も多く含まれています。次回は、ご質問の多い既存環境移行についてお話しします。

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なぜ仮想化なのか(1)

Posted by 宮原 徹 2008-07-16 20:50

「なぜ仮想化なのか」

この根源的な問いに、一言で答えるのはとても難しいです。そこで、思いつくままに何回かに分けてその理由を探っていきたいと思います。

まず、もっとも大きいのが、サーバーの数を減らしたい、という要望です。サーバーの価格低下と性能向上が進んだおかげで、組織内には数え切れないぐらいのサーバー台数が存在しています。サーバー台数の増加は、次の問題を引き起こします。

  • 設置スペース
    タワー型はもちろん、省スペースであるはずのラック型も、数が増えればそれだけスペースを占有します。
  • 管理コスト
    物理サーバーの管理は、わかりやすさの反面、台数が増える毎に比例して管理コストが上昇します。
  • 電力
    昨年の夏の電力不足を思い起こしてください。
  • 発熱量
    ラックの後ろの暑さは半端じゃありません。

これらの問題を解決する一つの方策として、仮想化技術が注目されているわけです。

(続く)

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