8/5 CSAJ主催「SaaS/クラウド事業化のための仮想化技術動向」で講演
8月5日(木)に開催されるCSAJ主催の「SaaS/クラウド事業化のための仮想化技術動向」で講演およびパネルディスカッションのモデレータを務めます。
VMware、Xen、Hyper-V、Linux KVM(登壇順)と、各種ハイパーバイザーがそろい踏みですので、1粒で4度美味しいセミナーとなっております。参加費は一般の方は1000円です。
自社ソリューションに仮想化を組み込みたい皆さんのご参加をお待ちしております。

8月5日(木)に開催されるCSAJ主催の「SaaS/クラウド事業化のための仮想化技術動向」で講演およびパネルディスカッションのモデレータを務めます。
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自社ソリューションに仮想化を組み込みたい皆さんのご参加をお待ちしております。
2月6日に行われたチャリティセミナーの資料を公開しました。ダウンロードはこちらからどうぞ。
また、セミナーの動画は現在PCに取り込み中のようです(別の者が作業中です)。
以前、「CentOS5.3(64bit)×Xen環境を2台用意して、CentOS5.3(32bit)の仮想マシンをライブマイグレーションさせる」ために、標準のXenでは正常に動作しなかったので、非公式のXenをインストールするというエントリ(こちら)の続きです。
Red Hat Enterprice Linux 5.4で、32bit guest on 64bit hostの問題が解消されるようです。「xen-3.0.3-94」パッケージで修正されています。
http://rhn.redhat.com/errata/RHBA-2009-1328.html
この中のbugzillaの記事(bugzilla:480118)に、仮のxen-3.0.3-94パッケージが上がっていたので、ためしにCentOS 5.3にインストールしてみましたが、問題無くマイグレーションできるようになった事を確認しました。
早くCentOS にも適用されると良いですね。(Kernelパッケージは先行して?RHEL5.4相当の2.6.18-164になったようですが……。)
一つ前のエントリで宮原がML115を使った自宅サーバ構築について書いていますが、私は最近、Intel Atomプロセッサ搭載のバルクマザーボード「D945GSEJT」を使って、自宅サーバを仮想化移行しました。……ちなみに、自宅にはあまり活用されていないML115G1がありますが、うちが使用するリソース量では電気代のコストに見合わなかったので、新自宅サーバには採用しませんでした。
スペックは、Intel Atom N270 1.6Ghz, PC5300 DDR2 2GB(ノートPCサイズのメモリ、PC4200で動作), Intel945GSEチップセット……と、ネットブックとほぼ同じになっています(詳しくはIntelのサイトへ)。OSは、単に使い慣れていると言う理由で、CentOS5.3を利用しました。検証段階ではVMware ESXiもインストールしてみましたが、ネットワークカードが対応していない?ようで、うまく使えませんでした。CentOSのインストール自体は特に苦労するところはありません。普通にインストール可能でした。
ただし、ネットワークカード(RTL8168)の仕様が原因で、eth0のMACアドレスがFE:FF:FF:FF:FF:FFになってしまい、Xenのブリッジと重複するトラブルが起きたので、ifcfg-eth0を次のように書き換えて対処しています。
#HWADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX MACADDR=XX:XX:XX:XX:XX:XX
こうして、Webサーバ(Pentium3-700Mhzくらいで動いていたサーバ)と、自宅LAN用DNSサーバ(15Wくらいで動く小型マシン)の2台を仮想化移行することができました(とは言っても、今回はP2V変換を行わなかったので、ほぼ再構築状態でしたが……)。さらに、リソースがまだまだ空いていたので、新たにOpenVPNサーバの仮想マシンを作成しています。
消費電力については、構築する前の状態で、ハードウェア構成も若干違いますが(2.5インチHDDと3.5インチHDDの違い)、通常時15W前後、高負荷時で20W前後となっています。今の構成でも多分30W以下くらいで動いていると思われます。仮想化前の2台のサーバの消費電力が合計60W前後でしたから、およそ半分になっています。
Webサーバ移行の際、USBWebカメラを使ったライブカメラ発信も、PCIBACKを利用して仮想化移行しましたが、また別の機会に紹介したいと思います。
「CentOS5.3(64bit)×Xen環境を2台用意して、CentOS5.3(32bit)の仮想マシンをライブマイグレーションさせる」といったことをしたかったのですが、CentOS(というかRedHat)の提供する現在のXen(3.1.2かな)では、なにやらうまくマイグレーションできないようです。ストレージは片方のマシンをNFSサーバにして、もう1台がそれをマウントするシンプルな環境にしましたが、次のメールと同じっぽいトラブルに遭遇しました。
[Xen-users] live migration fails with device still active
解決方法についてもう少し探してみたのですが、面白そうな記事(CentOS5.3 + Xen3.3.1 にしてみた)を見つけてしまったので、ちょっと脱線して、Xen3.3.1をインストールして、再度ライブマイグレーションを試してみました。
すると、今度はライブマイグレーションできるようになりました。ついでにvirt-managerも新しくなって色々高機能化するので、これは便利そうです。
うーん、公式でもこの問題が解決しますように……。
——おまけ
上記のXen3.3.1インストールはまっさらな検証環境で行っていたので気付かなかったのですが、既に仮想マシンがある環境でXen3.3.1にしたら、virt-managerの一覧からVM達が消えてしまいました。この場合は「xm new」コマンドで追加してあげれば問題ありません。
# xm new VM名
私の環境(こちらはML115に32bitのCentOS×Xen)では、xm newする時にエラーが出たので、こちら([Xen-users] Import Error after starting “xm new”)を参考に、PyXMLパッケージを入れて対処しました。
数日前にSLES11がリリースされました。早速ダウンロードして、インストールして遊んで検証しています。

SLES11では、インストール時に3種類のベースシナリオというものが選べるようです(右図)。物理マシン(or完全仮想化仮想マシン)、(準仮想化)仮想マシン、Xen仮想化ホストの3種類で、仮想化を意識した選択肢になっているのが分かります。
さて、今回はXen仮想化ホストとしてインストールしてみたお話を紹介します。このオプションでインストールすると、カッコ書きの「デフォルトで設定されないX11」の通り、デフォルトでは本当にCUIだけのサーバになります。シンプルさではVMware ESXとほぼ同じぐらいでしょう。
インストール時の注意点は、次の2点です。
インストール後の仮想マシンの管理方法については、SSHの-Xオプションでログインして、virt-managerコマンドを実行すると、SLES11にインストールされたVirtManagerが利用可能です。専用のクライアントをインストールする必要があるVMwareよりも便利だと感じました(Windowsから操作ができない?ですが……)。
Macからも、ご覧のとおりです。

もしくは、GUIが利用できるクライアントを1台用意して、クライアント上のVirtManagerからリモート接続で複数Xenホストを同時に管理するのも良いかも知れません。
以上、ごく簡単にですが、Xen仮想化ホストシナリオでのSLES11インストールメモでした。
『Software Design』2008年10月号に、我が社のエースである野津が「仮想化技術を活かしたWebサーバのスケールアウト」という記事を寄稿しております。
特集のその他の記事も、大規模なWebサーバを構築するための重要なポイントが解説されていますので、必見ですね。ご一読されることをおすすめします。